ドジャースのアットリーが「非現実的」な“美技” 倒れ込みながら後方へトス
ニゴロをファンブルも見事なリカバリー、ドジャースは地区Vへマジック4
ドジャースのベテラン内野手、チェイス・アットリーが見せた“超美技”が話題となっている。
驚異のプレーが飛び出したのは、22日のロッキーズ戦(ドジャースタジアム)。2点リードの4回2死一塁でチャットウッドの打球が二塁に飛んだ。正面へのゴロをアットリーが捕球しようとしたが、まさかのファンブル。ボールを後方にこぼした。
すると、そのボールを倒れ込むように掴んだアットリーは、その態勢のまま後方の一塁を見ることなくトス。正確な送球となり、アウトに仕留めた。
見事なリカバリーに、普段は声のトーンがほとんど上がることのない名物実況のビン・スカリー氏も「オー!」と絶叫。「なんてプレーだ」と興奮して伝えた。自らのミスで招いた場面のため、“美技”と呼べるかは分からないが、度肝を抜くプレーだったことは確かだ。ドジャースの球団公式ツイッターでは動画を紹介し、「非現実的」との一言を添えている。
ドジャースは復帰した左腕アンダーソンが5回6安打4失点も、7回にグランダルが逆転満塁弾を放ち、7-4で逆転勝利。2連勝で地区優勝へのマジックを「4」とした。