日ハム、大逆転の4年ぶりリーグVへ王手 ついにマジック1、27日にも優勝
ソフトバンク敗れてM1、陽岱鋼が先制弾&大谷が適時打
日本ハムが26日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で4-3で逃げ切り勝ち。2位ソフトバンクが敗れたため、優勝マジックを「1」に減らした。最短で27日に4年ぶりのリーグ優勝が決まる。
5回、陽岱鋼の左中間14号ソロで先制。6回は大谷が無死二塁から右前適時打を放つと、2死満塁から大野、中島の連続押し出し四球で2点を追加した。
先発の新人・加藤は6回に4連打で2点を奪われたところで降板。2番手・鍵谷は続く無死満塁で西野の投ゴロをファンブル。急いで本塁送球したが、セーフの判定となった。1点差に迫られたかにみられたが、ここで栗山監督が本塁クロスプレーのリプレー検証を要求。セーフからアウトに判定が覆った。
このビデオ検証で流れが変わり、鍵谷は1死満塁のピンチで2者連続三振に仕留めた。7回は石井が無失点。8回は谷元が1点を失うもリードを守り、9回は宮西が1死一、二塁のピンチを抑えて逃げ切り。最後は2死一、二塁となってから中島のピッチャーライナーをもぎ取った。加藤は7勝目をつかんだ。
27日の西武戦(西武プリンスドーム)は9月途中まで抑えを任されていた左腕・吉川が先発する。4年ぶりのリーグVを一気につかみたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count