セ・リーグ全日程が終了 広島89勝、筒香2冠、山田が2年連続トリプルスリー
坂本は初首位打者、菅野が最優秀防御率&最多奪三振、澤村セーブ王
セ・リーグは1日、2016年のレギュラーシーズンの全日程が終了した。広島は89勝52敗2分で25年ぶりにリーグ制覇。71勝69敗3分の2位巨人に17.5ゲーム差をつけた。69勝71敗3分の3位DeNAは球団史上初のクライマックスシリーズ進出。金本知憲新監督が就任した阪神は64勝76敗3分の4位でフィニッシュ。昨年のリーグ覇者ヤクルトは64勝78敗1分で5位に沈み、中日は19年ぶりに最下位に沈んだ。
個人タイトルも確定。巨人坂本は打率.344で初の首位打者を獲得。出塁率.433で最高出塁率のタイトルも手にした。最多安打は広島菊池の181本
。DeNA筒香が44本塁打、110打点で2冠。いずれも自身初タイトルとなった。ヤクルト山田は30盗塁で2年連続の盗塁王。打率.304、38本塁打、30盗塁で史上初の2年連続トリプルスリーを達成した。
投手部門では、広島野村が16勝で初の最多勝。勝率.842で勝率1位にも輝いた。菅野は防御率2.01で最優秀防御率、189奪三振で最多奪三振の2冠。巨人澤村が37セーブで初のセーブ王に輝き、マシソンが49ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count