イチローは来季も不可欠!? マ軍監督「我々が望む役割を他に任せるのは困難」

地元紙予想は球団が保持する契約延長オプションの行使

 メジャーリーグは2日(日本時間3日)にレギュラーシーズンの全日程が終了。イチロー外野手が所属するマーリンズは終盤戦までプレーオフ進出を争ったが、最後はワイルドカード2位のジャイアンツに7.5ゲーム差と離され、借金3でシーズンを終えた。地元紙「サン・センチネル」はマーリンズの2016年シーズンを総括した上で、イチロー外野手については球団が保持する契約延長オプションを行使すると予想。さらに、ドン・マッティングリー監督が、イチローと同じ役割をこなせる選手は他にいないと明言していることを伝えている。

 マーリンズにとって、2016年シーズンで最も大きな出来事となったのは、エース右腕の悲劇の死だ。ホセ・フェルナンデス投手が9月25日にボート事故で急逝。マイアミは大きな悲しみに包まれ、チームには埋めることの出来ない穴ができてしまった。

 記事では、「クラブの顧問団は解決困難な問題に直面することになりそうだ」と指摘。「ポストシーズン進出はならなかったものの、マーリンズの選手たちは大きな進歩を見せた。ドン・マッティングリー監督は今シーズンを“足がかり”と表現した」と伝えた上で「しかし、9月25日に起こった、24歳のエース、ホセ・フェルナンデスの死がすべてを変えた」と言及している。

「同僚、そして父となるはずだった人間の突然死は悲劇でしかない。球界一の投手を失い、マーリンズ首脳陣は対応に追われている。この投手の死により、今季マイアミの良い点も色褪せたばかりか、2017年のプレーオフ進出に対する疑問も生まれてくる」

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