SB守護神サファテが最多セーブ賞を獲得、2年連続受賞もV逸悔やむ
来日3年目、自身最多の黒星に「7敗が半分であれば…」
ソフトバンクの守護神・サファテが、パ・リーグ記録となる43セーブを挙げて最多セーブ投手賞を獲得した。サファテの同賞受賞は2年連続となる。一方で、来日最多となる7敗も記録。そのほとんどがセーブ機会ではない同点の場面からの黒星だった。受賞会見では、喜びとともに自らの黒星の多さへの悔しさを語った。
「タイトルを取ることはできたがチームは2位で終わった。自分自身の7敗が半分であれば、チームの順位も違ったのではないかと思うし、その辺は悔いが残る」
2年連続40セーブ以上はパ・リーグ初、外国人投手としても史上初の快挙で、クルーン(元巨人)がもつ外国人投手の通算セーブ記録177にも残り2に迫った。
「自分の記録を更新できたことはうれしい。その先にある藤川(球児)投手の46セーブを目標にしていたし、その記録を抜いていれば、同じようにチームの順位は違ったのかなと思う。来年はまた自分の記録を抜いて44セーブできるようにがんばりたい」
3年連続で60試合以上に登板し、これだけの記録を残したことについては「日頃のトレーニングの成果」を挙げる。