インディアンス19年ぶり6度目WS進出決定!4勝1敗でブルージェイズを圧倒
3番リンドアが3安打、クリスプ&サンタナの一発で決める
インディアンス(中地区1位)が19日(日本時間20日)、1997年以来19年ぶり6度目となるリーグ優勝を決めた。敵地で行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦でブルージェイズ(ワイルドカード)に3-0で完封勝利。対戦成績4勝1敗で圧倒する形となった。
前日はエース右腕クルーバーで黒星を喫したインディアンスだったが、この日は手堅い野球で決めた。初回、2死から3番リンドアが左前打で出塁すると、続くナポリが左翼フェンス直撃の二塁打。左翼手カレラが捕球に手間取る間に、一塁走者だったリンドアが一気にホームを陥れた。
3回にはサンタナが今シリーズ2号ソロを右翼へ運び、4回にはクリスプが1号ソロを同じく右翼へ叩き込み、3点のリードを奪った。
投げては、今季デビューしたばかりの新人メリットがプレーオフ初先発を果たし、4回1/3を投げてブルージェイズの重量打線を2安打無失点。5回途中からショー、ミラー、アレンの“勝利の方程式”トリオが無失点リレー。アレンは9回先頭バティスタに左翼線二塁打を許したが、最後はトロウィツキーを一邪飛に打ち取り、ゲームを締めた。
ブルージェイズは強打を誇ったが、今シリーズではインディアンス投手陣の前に歯が立たず。4敗のうち2つは完封負けだった。
インディアンスは25日(同26日)から本拠地クリーブランドで始まるワールドシリーズで、ドジャース(西地区1位)かカブス(中地区1位)の勝者と68年ぶり“世界一”の座を懸けて火花を散らす。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count