2か月超白星のない前田健太、ロバーツ監督はローテ落ちを否定「彼は大丈夫」

パドレス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
パドレス戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

「最初の数回は本当に良かった」

■ドジャース 11-10 パドレス(日本時間5日・ロサンゼルス)

 4日(日本時間5日)の本拠地パドレス戦で先発し、3回途中5失点KOとなったドジャースの前田健太投手。8勝目はならず、これでリリーフだった1試合を含めて12試合連続白星なしとなった。

 初回、2回と2イニング連続で3者凡退に仕留め、上々の立ち上がりを見せた前田。だが、3点のリードを貰った3回に突如崩れた。先頭のメヒアに二塁打を浴びると、投手のパダックに中前適時打を浴びて2点差に。ガルシアには際どい球をボールと判定された後に中前安打を浴びた。

 さらにマチャドに四球を与えて満塁とされると、ホズマーには痛恨のグランドスラムを被弾した。続くレンフローにも左前安打を浴びたところで交代を告げられた。2回2/3で5安打5失点、わずか61球でノックアウトとなった。

 7勝目をマークした5月31日のフィリーズ戦から2か月超にわたって白星に恵まれていない前田。この日の投球についてデーブ・ロバーツ監督は「最初の数回は本当に良かった。直球が良かったし、スライダー、良いチェンジアップを投げていた。ガルシアの打席の後から崩れ始めた」とコメント。また、右腕のローテ落ちの可能性について問われた指揮官は「いや、彼は大丈夫だ」と話し、それを否定していた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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