日ハム大谷、雨のマツダスタジアムで沈む…「雨は関係ない。僕の技術不足」
重盗で先制点献上に「もったいない」、2被弾には「9割が僕の問題」
日本ハムの大谷翔平投手が22日の広島との日本シリーズ第1戦で先発。6回5安打3失点で敗戦投手となった。
2回1死一、三塁で重盗を仕掛けられ、先制点を献上。次打者は投手のジョンソン。本来なら捕手・大野の二塁送球をカットする場面だった。カープ打線の足を使った攻撃で先制点を許し、「1点目も防げる点。もったいない。次は投手で、二塁へ進まれてもいいケース。僕が処理しても良かった。サインプレーなので詳しく言えませんが」と反省した。
4回には先頭・松山の右中間ソロ、1死からエルドレッドに中越えソロを浴びた。いずれも甘くなった真っ直ぐを強振された。「どっちも甘かった。投げ損じを打たれた。9割が僕の問題」と反省。雨が降りしきる中でのマツダスタジアムのマウンドは「雨は関係ない。プレートのケリも甘かったし、体重が乗っていない球が多かった。抜ける球も多かった。ずっと修正したいなと思っていたが、しっかり投げきれなかった。マウンドに合わせられなかった僕の技術不足」と振り返った。
次回登板はマツダスタジアムでの第6戦が有力。「自分に順番が回ってくれば、ふがいない投球をしないようにしたい」と話した剛腕。代打待機となりそうな23日の第2戦へ向け、「打者として頑張りたい」と意欲を燃やした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count