カブスが71年ぶりWS進出決定! 1勝2敗から3連勝でドジャースを下す
先発左腕ヘンドリックスが8回途中2安打無失点の快投劇
ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦が22日(日本時間23日)にシカゴで行われ、中地区1位のカブスが西地区1位のドジャースを5-0の完封で下し、対戦成績4勝2敗で1945年以来71年ぶりワールドシリーズ進出を決めた。
先発した26歳右腕ヘンドリックスが大一番で快投した。初回先頭トーレスに右翼へヒットを許すが、その後は2回1死から味方失策で走者を背負っただけ。8回1死にレディックに中前打されるまで、ドジャース打線を封じ込んだ。8回途中からマウンドを継いだ守護神チャップマンも、回またぎでドジャース打線に点を与えず、完封リレーを完成させた。
打線も機能した。第2戦、第3戦と2戦連続で零封されていたが、第4戦で大量10得点すると完全に覚醒。この日もドジャース先発のエース左腕カーショーに初回から襲いかかり、5回までに主砲リゾや新人捕手コントレラスのソロ弾を含む5点を奪い、試合を優位に運んだ。
1908年以来ワールドシリーズ優勝から遠ざかっているカブスは、108年ぶりの世界一に向け、大きく前進した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count