4番打者が怒りの一打
日本ハムの中田翔内野手が25日、広島との日本シリーズ第3戦で値千金の逆転打を放った。
1点を追う8回、セットアッパーのジャクソンを攻め、2死二塁のチャンスを作った日本ハム。ここで広島バッテリーは大谷を敬遠。続く中田は2ボールからジャクソンのスライダーをレフト前に運んだ。左翼の松山が飛び込むも、捕球できずに打球が抜ける。
その間に中島、大谷が生還して逆転。怒りに燃えた4番打者の2点タイムリーで一気に逆転に成功。6回途中1失点で異常を訴えて緊急降板した広島・黒田の日本シリーズ初勝利は消えた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count