大谷翔平、右手一本の中前2点適時打に米専門家称賛 「片手で持っていきました」
低目の変化球を片手で中前適時打 「しっかりためている」
■エンゼルス 12-4 Rソックス(日本時間11日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地レッドソックス戦に「3番・DH」で出場し、5打数2安打2打点の活躍で12-4での勝利に貢献した。エンゼルスの泥沼の連敗は「8」でストップ。今季25度目のマルチ安打をマークした大谷は、7回の第4打席で右手一本で中前に運ぶ技ありの2点適時打を放ったが、米国の専門家は「片手で持っていった」と称えている。
大谷は5点リードの7回無死満塁で右腕ベラスケスの低目の変化球を右手だけでとらえて中前に運んだ。ボストンの放送局「MESN」の解説を務めるデニス・エカーズリー氏は「スプリットは効きませんでしたね。彼は(突っ込まずに)しっかりためています」と称えた。
同氏はリプレー映像が流れた後にも大谷の打席に再び触れ、「このスプリットです。少し低めに行ってますね。彼はそれに反応して、捉えます。片手で持っていきました。彼は打てますね」と技ありの一打を称えた。