田澤純一、マイナー契約を結んだレッズに感謝「野球をするチャンスを与えてくれた」
カブス3Aを自由契約から1か月、ロサンゼルス近郊で孤独な自主トレ
レッズとマイナー契約を結んだ田澤純一投手が12日(日本時間13日)、「Full-Count」の独占取材に応じ、「また野球をするチャンスを与えてくれた球団に感謝したいです」と話した。今後はアリゾナ州にある球団施設で調整を行う予定だ。
1か月ぶりに所属チームが決まった。田澤は7月11日(同12日)にカブス傘下3Aを自由契約となり、その後はロサンゼルス近郊でトレーニングを続けていた。所属先が決まらずに孤独な練習が続いたが、先週代理人から連絡を受けた。その後、フィジカル検査を無事に終え、11日(同12日)にレッズと2年のマイナー契約。マイナーは8月末を目処にシーズンが終了するため、チームは来季を含む2年契約を結び、田澤を戦力として計算する方針のようだ。
田澤は「今後の詳しい予定は、これから球団の方々と話し合いながら決めていくことになると思います。マイナーはシーズン残りがわずかなので難しいかもしれませんが、試合で投げられるように調整したいですね」と話した。
レッズはこれまでメジャー30球団で唯一日本人選手が在籍したことのないチームだった。これで日本人選手が“全球団制覇”となるが、田澤は「所属しただけでは意味がないので、しっかり調整してメジャーに昇格した上で、そういう形になれたらいいと思います。メジャーで戦力になって、チームにも感謝の気持ちを返していきたいです」と、メジャーの舞台で活躍することを誓った。
(Full-Count編集部)