大谷翔平、先制の適時二塁打! 初回好機に左翼線へ痛烈一打で4戦連続ヒット
「3番・DH」で6試合連続スタメン出場、試合前には20本柵越えの衝撃フリー打撃
■エンゼルス – パイレーツ(日本時間14日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地パイレーツ戦(同午前11時7分開始)に「3番・DH」で6試合連続スタメン出場し、初回の第1打席で4試合連続のヒットとなる先制の左前適時二塁打を放った。
大谷は初回、先発右腕ウィリアムズと対戦。フレッチャーの二塁打、トラウトの四球で無死一、二塁の好機で打席に立つと、カウント2-2から真ん中付近への94マイル(約151キロ)の直球をとらえ、痛烈なライナーで左翼線に運んだ。二塁走者のフレッチャーが生還し、大谷は二塁に到達。エンゼルスに先制点をもたらした。さらに、アップトンの内野ゴロの間に1点を追加。プホルスのタイムリーで3点目を奪った。
12日(同13日)の同戦ではルーキーの23歳右腕ケラーの前に3打席凡退に終わった大谷。それでも、7回の第4打席で2番手投手のストラットンから三塁線へのゴロで内野安打をマークし、3試合連続安打に。9回の第5打席は3球三振に倒れて5打数1安打に終わっていた。
一夜明けたこの日は試合前に度肝を抜くフリー打撃を披露。39スイングで半分以上の20本が柵越え。特大弾を連発し、5スイングがすべて柵越えした回もあるなど、衝撃的なバッティングを見せていた。
大谷の試合前までの今季通算成績は81試合出場で291打数84安打の打率.289、15本塁打、47打点、OPS(出塁率+長打率).852。7月27日(同28日)のオリオールズ戦から13試合連続、52打席連続で試合での柵越えは出ていないが、久々のホームランにも期待がかかる。