菊池雄星、被本塁打31本は今季メジャー最多タイ… 白星には“一発病”克服が鍵?
14日のタイガース戦で4回途中9安打5失点KO、2発を浴び今季31被本塁打はメジャーワースト
■マリナーズ 11-6 タイガース(日本時間14日・デトロイト)
マリナーズの菊池雄星投手が13日(日本時間14日)、敵地タイガース戦に先発。3回1/3を9安打5失点でKOされた。味方が勝ち越した直後の4回に2被弾で今季通算31本塁打を献上。メジャー最多タイの被本塁打キングに返り咲く屈辱となってしまった。
日本人左腕の5勝目は遠かった。味方打線が勝ち越して、3-2とリードで迎えた4回に菊池が崩れた。先頭ヒックスにソロ弾を浴び、デメリットの中前打の後、ロジャースに逆転2ラン弾を献上した。
その後も1死二、三塁とピンチを広げ無念の降板となったが、MLB公式サイトのグレッグ・ジョンズ記者はツイッターで不名誉な記録を紹介している。
「ユウセイ・キクチは4回にジョン・ヒックスとジェイク・ロジャースに2本塁打を献上し、タイガースは4-3で再びリードを取り戻した。キクチは126イニングで31本塁打を許している。元チームメートのマイク・リークとメジャー最多で並んだ」
今季途中にマリナーズからDバックスに移籍した右腕リークとともに、メジャー被本塁打王となってしまったと、番記者は速報。リークは今季147回3分の1を投げており、菊池は元同僚よりも20イニング以上少ない登板数で同じ本塁打を献上しているデータも紹介している。
菊池は2日のアストロズ戦で4本の柵越えを許し、この試合時点でメジャー最多タイの28本塁打を献上していた。7日のパドレス戦でも1本を被弾し、今日のタイガース戦の2本塁打で、再び被本塁打キングに。8試合連続で白星なしで防御率も5.56と悪化した菊池。苦しみのルーキーシーズンが続いている。
(Full-Count編集部)