上原浩治、引退のオルティスに敬意 「凄い成績を残して引退。カッコイイ」
ブログで2ショット写真、「同級生…開幕前に発表した通り引退するんだって…」
レッドソックスからフリーエージェント(FA)となった上原浩治投手が、同い年の英雄の引退をあらためて惜しんでいる。
メジャー通算541本塁打を放ったデビッド・オルティスが、今季限りでユニホームを脱いだ。現役最後のシーズンでは打率.315、38本塁打と圧巻の活躍。127打点、48二塁打、長打率.620、OPS(出塁率+長打率)1.021、15敬遠はリーグトップだった。
レッドソックスはオルティスが引退を撤回するという万が一の事態に備えて、球団が保有していた年俸1720万ドル(約17億7000万円)の契約延長オプションを行使したが、やはり本人の意思は固いようだ。上原は「引退かぁ…」のタイトルでブログを更新。オルティスとの2ショット写真を公開し、「同級生…開幕前に発表した通り引退するんだって…(T-T) めっちゃ凄い成績を残しての引退。カッコイイね。またどこかで会いたいなぁ~」と綴った。
上原はレッドソックスに加入した2013年からオルティスと特別な関係を築いていてきた。勝利の後、試合を締めた上原をオルティスが抱きかかえる“儀式“はお馴染みとなり、同年には世界一に輝くまで続けられた。また、家族ぐるみの付き合いがあり、試合前の本拠地フェンウェイパークで息子同士が遊ぶ姿もよく見られた。
上原も今季限りで2年契約が切れ、FAとなった。米東部時間7日までは旧所属球団との独占交渉期間となっているが、8日午前0時1分からは全球団との交渉が解禁となる。オルティスに続いて、上原もレッドソックスのユニホームを脱ぐことになるのか、それとも来季もブルペンを支えるのか。注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count