楽天、劇的サヨナラ勝ち 延長11回に銀次が決勝打 鷹は連勝ストップ
ソフトバンクとの直接対決3連戦で何とか1勝もぎ取る
■楽天 4-3 ソフトバンク(15日・楽天生命パーク)
楽天が劇的なサヨナラ勝ちを飾り、一矢を報いた。15日、本拠地楽天生命パークで行われたソフトバンク戦。1点ビハインドの8回にウィーラーの同点打で追いつくと、延長11回に銀次がサヨナラ打。首位ソフトバンクとの直接対決3連戦で何とか1勝をもぎ取り、6.5ゲーム差に踏みとどまった。
先発の美馬が7回3失点と粘投すると、8回に値千金の一打が飛び出した。先頭のブラッシュが、5番手のモイネロから右翼フェンス直撃の二塁打を放って出塁。銀次が犠打で送ると、和田は三振に倒れたものの、ウィーラーが右前への適時打を放ち、土壇場で同点に追いついた。
9回、10回を守護神の松井が無失点に封じ、11回にはブセニッツが1死三塁のピンチを脱すると、その裏、先頭の茂木が二塁打で出塁。大田の犠打で三塁へ進むと、浅村、辰己の連続申告敬遠で満塁に。このチャンスで銀次が、高橋純から中前へのサヨナラ打を放ち、5時間を超える激戦に終止符を打った。
ソフトバンクはサヨナラ負けで連勝が6でストップ。甲斐が3回に先制の11号ソロ、5回には追加点を呼ぶ適時打を放った。さらに同点の7回には二塁打で出塁し、中村晃の適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。だが、モイネロが8回にウィーラーに同点打を浴びて追いつかれると、延長11回に高橋純が1死満塁で銀次にサヨナラ打を浴びた。
(Full-Count編集部)