2打席連続“サイレントトリートメント” ド軍新人、まさかの洗礼に実況爆笑
ドジャースの新人リオス、メジャー初本塁打から2打席連発
■ドジャース 9-1 マーリンズ(日本時間15日・マイアミ)
MLBで恒例となっているホームランを祝福する際に、チームメート全員で無視する“サイレントトリートメント”。昨季、大谷翔平投手がメジャー初本塁打を放った際にエンゼルスナインが仕掛けて大きな話題となり、日本球界でも流行した。
ただ、それも一度だけ行われるのが普通だが、14日(日本時間15日)に行われたマーリンズ対ドジャース戦で、ドジャースナインがルーキーにまさかの“サイレントトリートメント2連発”を仕掛け、話題となっている。
その“餌食”となったのが、エドウィン・リオス内野手。2015年のドラフト6巡目でドジャースに入団し、今季メジャーデビューを果たした25歳だ。8月6日にメジャー再昇格を果たし、この日は「7番・一塁」でスタメン出場した。
2回の第1打席で左前安打を放ったリオスは4回の第2打席で中堅スタンドへメジャー初アーチとなるソロ本塁打を放った。待望の一発となり、ダイヤモンドを一周し、歓喜の様子でベンチへと戻ってきたリオス。デーブ・ロバーツ監督ら首脳陣とハイタッチしベンチへ入ると、チームメートは全員が“無視”。リオスが苦笑いを浮かべていると、遅れてチームメートたちが駆け寄った。
さらに6回、打席に立ったリオスは右翼スタンドへ2打席連発となる2号2ランを放ち、メジャー2本目の本塁打となった。今度こそ仲間たちは祝福してくれるだろう、そう思ってベンチへ戻ったリオスだったが、チームメートたちは2打席連続の“サイレントトリートメント”を敢行した。
ベンチに腰掛けたまま、リオスへの“無視”を続ける同僚たち。まさかの展開にリオスは仲間たちに自ら歩み寄り、苦笑いを浮かべながらアピールを繰り返していた。しばらくして仲間たちはようやくリオスを祝福。ハイタッチで25歳のルーキーの2本塁打を称えていた。
この一部始終には、ドジャースナインも爆笑。そして、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も動画つきで、このシーンを紹介し、中継の実況も、解説も爆笑していた。