日ハム万波、本拠地初戦はベンチスタートも栗山監督「天真爛漫な姿は見ていて楽しい」
楽天戦はベンチスタート「チームに貢献できたら一番いい」
■日本ハム – 楽天(17日・札幌ドーム)
日本ハムのドラフト4位、万波中正外野手が17日、本拠地初戦となる楽天戦(札幌ドーム)を前に初々しさ全開だ。3月3日のDeNAとのオープン戦以来となる札幌ドームのグラウンドに立つと「本拠地なので東京ドームとは違います。広いですね」と思わず笑みをこぼした。
東京から札幌への移動日だった16日の行動について質問されると「ゆっくりしました。コンビニで歯磨きだけ買いました」とはにかんだ。14日に初めて1軍昇格し、14日ロッテ戦(東京ドーム)に「9番・左翼」で出場して3打数無安打に終わった。東京で2試合を経験して1軍でのタイムスケジュールや流れも分かり「初日よりはバタバタしない。いい意味で慣れてきたかなと思います」と話した。
全体練習前には清宮幸太郎内野手とともに特打を敢行。「できることを精一杯やって、それがチームに貢献できたら一番いいと思います」と力を込めた。プロ初安打を満員の本拠地のファンで放つことができれば最高だ。
愛くるしい笑顔を見せる19歳に、栗山英樹監督も「(清宮)幸太郎もそうだけど、みんな天然じゃない。ああいう素材を生かしたいんだよね。天真爛漫な姿は見ていて楽しい」と起爆剤として期待する。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)