両軍総出で乱闘寸前、場内騒然も…理由は特になし!? 監督「2人がイライラして」

レンジャーズ-ツインズ戦で乱闘寸前の騒動【写真:AP】
レンジャーズ-ツインズ戦で乱闘寸前の騒動【写真:AP】

ケリーとゴンザレスの“口論”から乱闘寸前の騒動に、その前に特に理由はなく…

■ツインズ 12-7 レンジャーズ(日本時間18日・アーリントン)

 17日(日本時間18日)にグローブライフ・パーク・イン・アーリントンで行われたレンジャーズ-ツインズの一戦で、両チームの選手が入り乱れる乱闘寸前の騒動があった。レンジャーズのショーン・ケリー投手とツインズのマーウィン・ゴンザレス内野手の突然の“口論”が原因だったが、レンジャーズのクリス・ウッドワード監督は「2人ともイライラしていた」と明かしている。MLB公式サイトが報じた。

 ツインズの2点リードで迎えた8回だった。レンジャーズは7回途中から登板していたケリーが続投したが、ガーバーにタイムリーを浴びて3点差とされる。なおも2死二塁のピンチを招いたが、最後はゴンザレスを二ゴロ。ケリーはベースカバーに入ろうとして、一塁に向かって走るゴンザレスとすれ違いかけた。

 すると、アウトになったゴンザレスが振り返り、ケリーと口論に。ここから両チームの選手が飛び出した。ゴンザレスとケリーを周りの選手や審判が止め、乱闘にはならなかったものの、場内は騒然。乱闘で存在感を見せることの多いレンジャーズのオドルも仲裁に入った。

 MLB公式サイトによると、レンジャーズのウッドワード監督は試合後に「要は2人ともイライラしていたということ。彼らはお互いに対して言葉を発したわけではなかった。一方はゴロを打ってしまったことに怒りを覚え、もう一方は失点したことに対する怒りだった」と振り返ったという。指揮官はさらに「共に同じタイミングで怒鳴ってしまったことで、一方が『自分に話しかけているのか』と考えてしまった。何でもないことだった。確かに2人の選手がヒートアップしてしまった」とも言及。お互いの勘違いから口論となり、乱闘寸前の騒動になってしまったというのだ。

 ア・リーグ中地区首位と好調のツインズは9回にも2点を加え、12-7で勝利。ただ、やや後味の悪い試合となってしまった。

【動画】何か言い合ったわけでもないのに口論となり両軍総出で…いつもは存在感を見せるオドルも仲裁に、乱闘寸前の騒動の一部始終

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY