プホルスが今季初盗塁で通算112盗塁 デビュー以来19年連続盗塁記録の偉業
同年デビューのイチロー氏は17年連続で途絶える
■レンジャーズ 8-7 エンゼルス(日本時間20日・アーリントン)
エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が19日(日本時間20日)、敵地レンジャーズ戦で今季初盗塁を決めた。7-7の同点で迎えた延長11回に四球で出塁すると、次打者の3球目で二塁を目指して見事成功。スライディングでヘルメットを飛ばすハッスルプレーだったが、得点には結びつかなかった。
翌日にダブルヘッダーを控えながらも、延長戦に突入したこの日。球場にも記者席にも重たい空気が流れ始めた午後11時27分、目の覚めるような光景が広がった。7-7の延長11回表、2死から四球を選んで出塁したプホルスは、続くレンヒーフォの3球目で颯爽と二塁を目指した。レンジャーズはおろか、球場にいた誰もが予期しなかったプホルスの二盗。捕手トレビーノが慌てて二塁へ送球したが大きく外れ、プホルスは悠々の二盗成功となった。
プホルスはこれでデビュー以来19年連続で盗塁を記録し、通算112盗塁とした。同年にデビューした元マリナーズのイチロー氏はデビュー以来17年連続盗塁で記録を途絶えさせていた。