鷹、柳田の1軍復帰は21日に結論 本拠地で柵越え25発「いい結果出せるように」
ヤフオクDで打撃練習、自打球のアクシデントも77スイング
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が20日、ヤフオクドームで打撃練習などを行った。左半膜様筋損傷で4月8日に登録を抹消され、長期のリハビリを強いられた柳田にとって約4ヵ月ぶりの本拠地練習となった。
多くの報道陣に見守れながら打撃練習を始めた柳田。最初はまともな打球がなく11スイング目には自打球が右足を直撃し「いってぇ!」と悶絶。トレーナーとともにロッカーに引き上げて周囲をヒヤリとさせたが、再度打撃ゲージに入ってからは本領を発揮。次々と鋭い当たりを連発し、最終的に77スイングで25発の柵越えを放った。
ヤフオクドームを出る際には「バテました」とひと言。報道陣からの「納得いくまで打つと言っていたが?」との問いかけには「妥協しちゃいました」と笑った。21日の復帰について「(首脳陣からは)何も言われていないです」としながらも、2位と6ゲーム差をつけるチームの現状に「(チームのみんなを)尊敬します。100試合以上やっているんで疲れていると思いますが、(自分が)いい結果を出せるように頑張ります」と復帰に前向きな言葉を残した。
工藤公康監督は報道陣の「登録は明日もう一度確認してからですか?」の問いかけに「そうです」と答え、復帰の確約は口にしなかったが、デスパイネが抹消中という現状も含めて考えれば復帰は濃厚と見られる。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)