鷹・岩嵜、1年半ぶり“復活投” ファンに感謝「待ってくれているのがわかった」
大差の9回登板で1回1失点「やはり高ぶるものがありました」
■オリックス 14-4 ソフトバンク(21日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの岩嵜翔投手が21日、本拠地オリックス戦の9回に登板。2018年4月1日以来となるヤフオクドームのマウンドで復活投を見せた。
8回を終えて9点差。岩嵜がマウンドに上がる頃には、ヤフオクドームのスタンドには空席が目立っていた。それでも1年4か月ぶりの背番号17の姿に大きな拍手が送られた。
「やはり高ぶるものがありましたね。ここで投げるのが一番いいなと思いました。緊張もしましたし、上(1軍に)に上がってきた最初の頃のような変な感覚でした」という岩嵜。被安打と与四球、犠飛による1失点という内容に「やっぱり集中しないといけないな、と。試合に入っていく感覚やバッターに対する感覚が足りないですね」と反省した。
それでもファンの歓声には「これだけの負け試合でも待ってくれた感じはわかりました。(チームメートの)みんなにも『おかえり』と言ってもらって素直にうれしかったです」と感謝した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)