日ハム栗山監督が明かした逆転Vの“根拠“ 「可能性は十分あると思ってた」
「日本一になるまで驚きの連続」、最大11.5ゲーム差を逆転できたワケ
日本ハム栗山英樹監督は15日、東京の外国特派員協会で記者会見し「日本一になるまで驚きの連続だった」と語った。アメリカ大統領選挙の話題にも触れて「想定内、想定外、そういうものを越えていかないとみんなに色んなこととを考えてもらえない。そんな状況の中の優勝で、全ての面で学び、勉強した。来年に何とかつなげたい」と意気込んだ。
最大11.5ゲーム差をひっくり返しての日本一。その要因は何かという質問に対しては、逆転Vへの確かな手応えがあったことを明かした。
「開幕の日に、評論家の皆さんは、誰も優勝と言わないですね。それは皆さんが思うような優勝できる戦力を作れていない(ということ)。お金の面とかで、選手を確実に作れない。でも11.5ゲーム離された時点でもまだ(若い選手を育ててはめ込んでいく)試行錯誤が終わっていない状態で、手の打ちどころはいっぱいある状態だったので、実は可能性は十分あると思っていました。若い選手がこれだけ追っかけられるというのは、凄いパワーがあるということを我々が教えられた。選手たちも自信になって、来年、自分たちがやろうとしていることは間違いないということで、それが一層強固なものになる」
連覇へ向けて、今年の日本一の経験がさらに大きなものになるという確信を外国メディアの前で披歴した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count