ダルビッシュ、4被弾7失点もMLB史上初の偉業 カブスは点の取り合い制して4連勝
7失点も5試合連続で無四球&8奪三振以上のMLB史上初の記録を達成
■カブス 12-11 ジャイアンツ(日本時間22日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発し、6回途中7失点で降板した。5回まで2点のリードを守っていたが、6回に2ランとソロの2本塁打を浴びて同点に追いつかれてノックアウトされ、5勝目を逃した。カブスは8回に逆転に成功し、点の取り合いとなった激戦を制して4連勝とした。
今季26試合目の先発マウンドに上がったダルビッシュ。初回、いきなりロンゴリアに2ランを浴びて2点を先制されたものの、2回2死から4者連続三振を奪うなど、2回から3イニング連続で3者凡退に抑え、立ち直りの様子を見せた。5回2死二塁でヤストレムスキーに2ランを浴びたものの、5回まで5安打4失点に抑え、2点のリードを守っていた。
だが、6回、ボートに2ランを浴びて1点差とされると、続くピラーに2者連発となるソロ本塁打を被弾。同点に追いつかれ、7安打4本塁打7失点でノックアウトとなった。2回に自らバスターで適時打を放つなど一時はリードを奪いながら、今季5勝目を逃した。ただ、5試合連続で無四球、8奪三振以上とし、これはMLB史上初の記録となった。
カブスはダルビッシュが同点に追いつかれた後、マウンドに上がったホランドが逆転を許した。その後、抜きつ抜かれつの点の取り合いとなったが、1点ビハインドで迎えた8回にブライアントの26号2ランで逆転に成功して、壮絶な点の取り合いを制して4連勝とした。
(Full-Count編集部)