前田健太、田中将大と再会 ワールドシリーズで初の投げ合い“熱望”「1番最高」
ドジャースタジアムで3連戦「プロに入って1回も投げ合ってないので…」
ドジャースの前田健太投手は23日(日本時間24日)、本拠地ドジャースタジアムでヤンキースの田中将大投手と再会。約10分間、笑顔で談笑し、ワールドシリーズでの田中との対戦を誓った。
メールなどで連絡は取り合うものの、再会したのは久々だったという同学年の2人。談笑を終えた前田は「野球のことはあまり話してないですね。普通に、子供の話とか」と明かした後に「野球の話は、投げ合わないというか、なかなか合わないという話を(した)。まだプロに入って1回も当たってないので。セ・リーグとパ・リーグで多分あれですけど、1回も投げ合ってないので。もう10何年やってますけど」と話した。
2人はともに22日(同23日)に先発。後ろにずれていれば、このドジャースタジアムでの3連戦で投げ合う可能性があった。どちらも高卒で2007年にプロ入り。日本を代表する投手としての地位を築いてきたが、試合で投げ合ったことはない。それだけに、前田は「お互い登板日が一緒だったので、ちょっと日程がずれていれば投げ合うことができたんですけど、残念です」と笑った。
ただ、ドジャース、ヤンキースともに快調に地区首位を走っているだけに、プレーオフ進出は確実な状況。ワールドシリーズに進出すれば、投げ合いが実現する可能性もある。「そこでできれば1番最高ですけど。ファンの人にとっても最高ですし、僕自身もそうなれば楽しみなので。そうなることを望んでます」。前田は「最高」の舞台での対決を望んでいた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)