FA宣言の陽岱鋼「年内に決まれば」 Vパレード参加、日ハムユニ「最後かも」
12年まで着用した背番号24を左手に、「ファンに見せることができてよかった」
日本ハムの陽岱鋼外野手が20日、札幌駅前通りで行われた優勝パレードに参加した。
日本シリーズ終了後に他球団移籍を前提としてFA権の行使を宣言。金色のビジター用ユニホームを着用し、新人時代の06年から12年まで着用した背番号24のユニホームを左手に持って参加した。両目は真っ赤で、沿道に集まったファンへ右手を振った。
パレード参加後、陽岱鋼は「このユニホームが最後かもしれない。日本ハムに入った時は背番号24。僕にとっては、いい日になりました。ファンの方に見せることができてよかった」と感慨深げに振り返った。
パレード前日の19日に台湾から札幌入り。注目の新天地については、代理人が交渉しているという。「代理人の方に任せている。いい報告を待っている」と話し、移籍先については「条件は自分の中で決めている。ここで言う必要はないと思います。イメージとしては年内に決まればいいが、焦る必要はない。納得できれば、それでいい」と話すにとどめた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count