ダルビッシュ、後半戦「K/BB」は驚異の32.5! 米メディア称賛「以前とは全く別人」
後半戦の「K/BB」(奪三振数÷与四球数)は65奪三振で2四死球の「32.5」をマーク
カブスのダルビッシュ有投手は今季26試合に登板し4勝6敗、防御率4.43。数字だけを見れば物足りない投球が続いているがここまで4試合で32回連続無四球、8奪三振以上を5試合連続でマークしMLB史上初の快挙を達成している。米メディアはシーズン後半に復調の気配を見せる日本人右腕を「これこそがカブスが求めていたこと」と絶賛している。
シーズン序盤の不振を“酷評”されていたダルビッシュへの風向きが変わってきた。米テレビ局「CBSスポーツ」は、一週間ごとに球界で話題なっている選手を取り上げる企画でダルビッシュを特集。記事では「かつてカブスにとって“大きな負担”と見なされていた。しかし、このベテラン右腕は、最近は以前とは見違える程に状態を上げている」とレポート。
後半戦の防御率が3.23で、投手の優秀さ安定感を表す数値として重視される「K/BB」(奪三振数÷与四球数)も65奪三振で2四死球の32.5と驚愕の数値をみせていることに言及し「以前の彼とは全く別人」と伝えている。
現在、チームはナ・リーグ中地区2位で首位カージナルスを2.5差で追う状況中、コール、ハメルズの不安定さを指摘し「この先のダルビッシュにとって非常に良い兆候と言えよう。もし彼らがナ・リーグ中地区で優位に立とうとするつもりなら、これこそがカブスが求めていたことだ」と、シーズン終盤の活躍に期待を込めている。
(Full-Count編集部)