140M弾の大砲、日ハム・ドラ4森山「大谷選手は同級生でも雲の上の存在」
星稜出身の“ゴジラ2世”「大谷選手のスイングには無駄がない。色々と聞いてみたい」
日本ハムのドラフト4位・森山恵佑外野手(専修大)が22日、札幌市豊平館で行われた新入団選手発表会見に出席した。アマチュア球界屈指の飛距離を誇る大砲は、「持ち味である長打力を発揮して、ファイターズのクリーンアップを打てるようになりたい」と活躍を誓った。
二刀流・大谷翔平と同じ1994年生まれの同級生。星稜高1年時には練習試合で対戦した。4番打者として対峙したが、4打数4三振と完璧に封じられたという。「とにかく体が大きくて…当時からすごい選手になるんだろうな、と思っていた」と振り返りつつ、「大谷選手は同級生でも雲の上の存在。本当に打撃の飛距離はすごい。それでも、一歩でも近づけるようにしたい」と決意を口にした。
188センチ、92キロとどっしりとした体格。今春の東都リーグではバックスクリーンへ140メートル弾を放ったパワーが持ち味だ。巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の出身高でもある星稜高(石川)では“ゴジラ2世“と期待されたが、専修大2年に投手から野手に転向したばかり。まだまだ伸びしろは十分に期待できる。「最初は投手でプロ野球を目指していたが、野手で上を目指そうと。大谷選手のスイングには無駄がない。どんな打ち方をしているか見てみたいし、色々と聞いてみたい」と二刀流の打撃を参考にブレイクを目指す。
「1軍を目指して、心身ともに成長出来るように、将来的には本塁打王を目指して頑張っていきたいと思い ます」
球界のスーパースター・大谷に負けじと、1日でも早いブレイクを期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count