前田健太、野茂英雄超えに意欲「あと1本打ったら記録更新。打ちたい」
ストーリー上では「元PLの4番です。笑」と名門で4番を打った打力に胸を張る
■ドジャース 6-4 パドレス(日本時間29日・サンディエゴ)
ドジャースの前田健太投手は28日(日本時間29日)、敵地パドレス戦に先発登板し、5回2失点でマウンドを降りた。2回に自ら逆転の適時打を放ち勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りたが、救援陣が同点に追いつかれて9勝目は消滅。ドジャースは延長10回に勝ち越して辛くも勝利した。
初回に2点を奪われて先制を許した前田だったが、バットで自らを援護した。1点を返し、なおも1死満塁のチャンスで打席に入ると、右中間へ2点適時打を放ち、これが逆転の一打となった。前田は5回2安打2失点。9勝目の権利を持っていたが、守護神ジャンセンが9回に同点を許して白星は消えた。
この日の試合後、前田は自身のインスタグラムを更新。ブルワーズ時代の1999年の野茂英雄氏に並ぶ、日本人投手の最多となる年間12安打目を放ったことに触れ「逆転タイムリー打ちました。5回2失点。あと1本打ったら野茂さんの記録更新。打ちたい。笑」と記録更新に意欲を見せた。
9勝目はならなかったものの、チームの勝利を喜ぶ前田は「#勝ちは消えましたが #チームは勝利 #チームが勝つのが一番」などとも記した。またストーリー上では「元PLの4番です。笑」と、名門のPL学園で4番を張っていた自身の打力に胸を張っていた。
(Full-Count編集部)