日ハム玉井、“故郷”に誓うチーム白星「ファイターズらしい戦いで」
チームは西武との道東3連戦「普段なかなか試合を見にくることができない人も来てくれている」
■日本ハム ‐ 西武(27日・釧路)
チーム最多の52試合に登板している日本ハム・玉井大翔投手が27日から始まる西武との道東シリーズ3連戦での登板に意欲を示した。「普段なかなか試合を見にくることができない人も来てくれているので、ファイターズらしい戦いで勝ちを届けたいです」と力を込めた。
佐呂間町出身の玉井にとって、釧路は小学生の時に修学旅行で訪れた思い出の地。「釧路湿原に行ったり、(フィッシャーマンズワーフ)MOO(施設名)のプールに行ったりしましたね」と懐かしそうに振り返る。
佐呂間町と釧路市の距離は180キロあり、車で3時間ほどかかる。平日デーゲーム開催のため、地元からまとまった応援団の来場予定はないが、「明日は母が観に来ると聞いています」と言う。ピンチで流れを変える頼れるリリーフは、思い出の釧路での初登板を待っている。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)