5勝目のダルビッシュ、8月は42奪三振1四球 メジャー100年間で3人目の“偉業”
8回1失点7Kの快投で日米通算2500奪三振も達成
■カブス 5-2 メッツ(日本時間28日・ニューヨーク)
カブスのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)、敵地メッツ戦に先発し、8回1失点7奪三振の好投で5勝目(6敗)を挙げた。8月最終登板となったこの日、5回に今月初となる四球で出塁を許した日本人右腕だが、月間42奪三振以上1四球という記録はメジャー100年間で3人目の偉業になったと米メディアが伝えている。
今季序盤戦に制球難に苦しんでいたダルビッシュの圧巻の修正力を伝えたのは、米スポーツ専門データ解析会社「スタッツ」の公式メディアだった。
「今月予定されていた最後の先発試合で、カブスのユウ・ダルビッシュは8月を42奪三振1四球でフィニッシュ。ライブボール時代(1920年以降)で月間にこれほどの三振を記録し、1四球に留めた他の投手は13年9月のクリフ・リーと17年5月のジェフ・サマージャ以外にいない」
この日の7奪三振で8月は42奪三振に到達。5回先頭打者のトッド・フレイジャーに四球を献上したが、これが8月で唯一だった。この日は日米通算2500奪三振の偉業も達成。5-2の勝利に貢献し、今季5勝目(6敗)を挙げてメジャー史に刻まれる充実の8月を締めくくった。
(Full-Count編集部)