ベストナイン発表! 日ハムからW受賞の大谷含む4人、広島から5人が選出
大谷は投手&DHで史上初のダブル選出、中田&レアード&西川も受賞
プロ野球のセ・パ両リーグのベストナインが25日に発表された。パ・リーグでは、10年ぶりの日本一に輝いた日本ハムから4選手が5ポジションで選出。二刀流で圧巻の活躍を見せた大谷翔平は、投手とDHの両部門で史上初のダブル受賞を果たした。今年9月下旬に、これまで禁止となっていた投手と野手、投手と指名打者の重複投票を認められるよう、ベストナインの投票規定が改定されていた。投手としては2年連続2度目、DHでは初選出となった。
110打点で自身初の打点王に輝いた中田翔は、一塁手では2年連続2度目の受賞。13、14年に外野手で受賞しており、自身4年連続選出となった。39本塁打でホームラン王に輝いたブランドン・レアードが三塁手で、リーグ2位の打率.314、3位の41盗塁をマークした西川遥輝が外野手で、いずれも初選出なった。
3位ロッテからは、角中勝也外野手が4年ぶり、遊撃手の鈴木大地が3年ぶりでどちらも2度目。田村龍弘捕手は、日ハムの大野奨太を抑えて初受賞となった。また、打率.309(リーグ3位)、24本塁打(同6位タイ)、82打点(同8位)の好成績を残した西武・浅村栄斗が二塁手としては初選出。金子侑(西武)と並ぶ53盗塁で初の盗塁王に輝き、打率.306をマークした糸井嘉男外野手(オリックス)は2年ぶり5度目。来季は阪神へのFA移籍が決まり、初めて戦いの場をセ・リーグに移す。