トラウトが悲痛な思い吐露 急逝スカッグスの死因判明に「知っていたなら…」
MLB公式サイトのレッド・ボリンガー記者がツイッターでトラウトのコメントを紹介
■エンゼルス 10-4 Rソックス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は31日(日本時間9月1日)、7月1日に遠征先のホテルで急逝したタイラー・スカッグス投手の死因がオピオイド系薬物とアルコールの併用だったという事実発覚に悲痛な声を上げている。
MLB公式サイトのエンゼルス番記者レット・ボリンガー記者は自身のツイッターでトラウトのコメントを速報した。
「間違いなく、自分が(オピオイド使用の事実を)知っていたなら、絶対に何か話したはずだし、行動もしていたと思う。辛い。みんなタイラーを愛していたからね。こんなことを続けていたなんて、みんな知らなかった。でも、タイラーに関する気持ちは変わらない。僕の人生に与えてくれた影響も、ね」
トラウトはこの日のレッドソックス戦前にこう語ったという。前日、テキサス遠征中のホテルで急逝したスカッグスの検視結果が明らかにされた。死因は、オピオイド系薬物で鎮痛剤のフェンタニルとオキシコドン、そして、アルコールの併用により、嘔吐物が喉に詰まり、窒息状態となった事故死だったと発表された。
アメリカでは、このオピオイド系薬物の依存症や乱用が社会問題になっている。知っていたなら、薬物使用を止めたかった…トラウトは親友の急死に対する無念な気持ちを改めて吐露していたという。
(Full-Count編集部)