日ハム大嶋、プロ5年目で初昇給 60万円UPに「自分でも整理出来てない」
飛躍のシーズンでアップ査定、「税込み、税抜きで言われて…」
早大ソフトボール出身の日本ハム・大嶋匠捕手が29日、札幌市内の球団事務所で60万円増の年俸560万円で契約更改(金額は推定)。プロ5年目で初の昇給となったが、契約書の見方が分からずに戸惑いの表情。「ちょっと上がりました。上がったのが初めてだったので自分でも整理出来ていない。(年俸を)税込み、税抜きで言われて…あとで確認します」と戸惑いの表情を浮かべた。
今季はプロで初めて開幕1軍スタート。5月31日のヤクルトとの交流戦(札幌ドーム)の9回、大野の代打で登場し、石山からプロ初安打となる右中間二塁打。6月27日の西武戦(札幌ドーム)では7回、岸から中犠飛を放ってプロ初打点もマークした。29日の同カードではプロ初のスタメンマスク。斎藤佑樹投手とバッテリーを組むなど、飛躍のシーズンとなった。
大嶋は「(球団幹部から)『初安打を打って、成長した所は認めている』と言ってもらえた。ファイターズに必要な選手として来年も契約してもらえるように頑張ります」と振り返った。
来季はソフトボールから転身6年目となる。「売りは打撃。打撃の精度を高めること。あと今年は守れるところがないと試合に出られないと感じた。(大野)奨太さん、市川さんには足元に及ばないが、守備を意識して練習していきたい。来季は開幕から最終戦まで1軍に定着することが目標」と意気込みを語った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count