韓国人・柳賢振、アジア初のCY賞なるか? 2戦連続炎上も米メディア「最も有能」
米最大移籍情報サイト「トレード・ルーモアズ」がナ・リーグのサイ・ヤング賞争いの特集記事を掲載
アジア初のサイ・ヤング賞の受賞はなるのか。ドジャースの韓国人左腕、柳賢振投手がサイ・ヤング賞を受賞するかに注目が集まっている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモアズ」は「ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補の大本命」として特集記事を掲載している。
柳賢振は今季25試合登板し、12勝5敗、メジャートップの防御率2.35。しかし、23日の本拠地ヤンキース戦は4回1/3で9安打7失点。前回29日の敵地ダイヤモンドバックス戦は4回2/3で10安打7失点と直近2登板は苦しい結果となっている。同メディアは「ドジャースのヒョンジン・リュは数週間前までは間違いなくナ・リーグのCY賞候補大本命だったが、彼は現在非常に厳しい立場に置かれていて、それが(CY賞)受賞の可能性に悪影響を及ぼす可能性がある」としたものの、依然としてサイ・ヤング賞の有力候補と指摘した。
「最近は苦戦を強いられてはいるものの、リュウは今季のナ・リーグで最も有能な投手の中の1人であることに何の疑問もない」
同メディアは「リュウが退けなければならない先発投手が数人いる」として、3度受賞しているナショナルズのマックス・シャーザー(9勝5敗、防御率2.46)、昨季受賞したメッツのジェイコブ・デグロム(8勝8敗、防御率2.66)を候補に挙げた。「今のところ明確な大本命を探し当てるのは容易なことではない」と接戦を予想している。
(Full-Count編集部)