ロッテ荻野、腰痛で抹消へ 井口監督は最短復帰期待「最短10日だと西武戦」
今季は115試合出場し、打率.308、10本塁打、44打点、27盗塁
■ロッテ – オリックス(2日・ZOZOマリン)
ロッテ・荻野貴司外野手が2日、腰痛のため1軍登録を抹消されることがわかった。前日1日のオリックス戦(ZOZOマリン)は大事をとって欠場していた。
試合前の会見で井口監督は「今日、状態を確認したがあまりよくなかったので、1度抹消することにしました。最短10日だと(13日の)西武戦から戻ってこれるので、そこに照準を合わせて戻ってきてほしいと思います」と話した。
荻野に代わっての1軍登録選手については「今日(2日)は先発の土肥になるが、今後の1枠をどうするか。野手も足りないですし、中継ぎにもかなり負担がかかっているので」と、現状を考慮し人選を決める。
荻野は今季、プロ10年目にして自身初の規定打席到達や通算200盗塁を達成。今季通算115試合に出場し、打率.308(リーグ5位)、10本塁打、44打点、27盗塁(リーグ3位タイ)と、好成績をキープ。不動のリードオフマンとして、チームを牽引してきた。1日の試合では代役となった岡が4回に適時三塁打を放つなど、穴を埋めたが残り19試合で、上位を狙うチームにとって大きな痛手となることは間違いないが、「残り試合、全員で戦っていくしかない」と指揮官は前を向いた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)