3年目で1軍デビュー、ホークス岡本が300万増「僅差の試合で投げたい」
「中継ぎで30試合以上登板」が最低ライン
1日、ソフトバンクの右腕・岡本健が契約更改に行い、300万アップの年俸1300万円(推定)でサインした。岡本は、中継ぎで13試合に登板して防御率2.57。プロ3年目でようやく初の1軍登板を果たした。
「1軍で投げられたことは良かったが、すべてが大差の勝ち試合か負け試合だったので、僅差の試合で投げさせてもらえるようになりたい。来年は大事な年になるので、(1軍にいた)4か月の経験を生かさないと意味がない」
オフには、攝津正らとともにグアムで自主トレを行い「暖かい場所で早めに体を作り、春のキャンプでしっかりアピールしたい」と語る。
来季の目標を「中継ぎで30試合以上登板すること。それが最低ライン」と語った岡本。同期の森唯斗が3年連続50試合以上登板を果たしているだけに、4年目の来季にかける気持ちは強い。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura