アストロズがベルトランを獲得へ 米記者の予想で青木はスタメンに入らず
年俸18億円で13年ぶりに復帰、積極補強を続けるアストロズで青木の起用法は?
レンジャーズからFAとなっていたカルロス・ベルトラン外野手が、アストロズと1年1600万ドル(約18億円)で合意したと米複数メディアが報じた。ベルトランは04年途中にロイヤルズからアストロズに移籍し、ポストシーズンで5試合連続ホームランを放つなど大活躍。その時以来、13年ぶりに復帰することになった。
39歳のスイッチヒッターは今季開幕前、シーズン終了後の現役引退も示唆していたが、ヤンキースで99試合に出場して打率.304、22本塁打、64打点と活躍。7月にレンジャーズがトレードで獲得し、最終的には151試合出場で打率.295、29本塁打、93打点と好成績を残した。
今オフにはヤンキースが再契約に興味を示すなど複数球団が獲得に動いていたが、積極補強を続けているアストロズが争奪戦に“勝利”。ESPNの敏腕記者、バスター・オルニーがツイッターで契約合意を伝え、その後、複数メディアが報じた。
アストロズは今オフ、ヤンキースからトレードで捕手のマッキャンを獲得。外野手のレディックらを獲得し、青木宣親外野手とは1年550万ドル(約6億2400万円)で契約していた。オルニー記者は、アストロズのラインナップを1番から「スプリンガー、ブレグマン、アルトゥーベ、コレア、ベルトラン、レディック、ガティス、マッキャン、グリエル」と予想。元DeNAのユリエスキ・グリエルが9番に入る豪華オーダーで、青木はスタメンから漏れている。
メジャー通算2617安打、421本塁打、1536打点、312盗塁を誇るベルトランはDHで起用される可能性もあるが、今季は67試合でライトを守っており、層が厚くなる外野で青木の起用法に影響が出る可能性もある。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count