【U-18W杯】スーパーRのキーマンは? 指揮官は日替わりヒーロー期待「たくさん出てきて」

侍ジャパンU-18代表・永田裕治監督【写真:荒川祐史】
侍ジャパンU-18代表・永田裕治監督【写真:荒川祐史】

佐々木、奥川に復帰のめどもキーマンは「誰か出てきてもらいたい。ラッキーボーイとか」

「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)のオープニングラウンドを4勝1敗で終えスーパーラウンド進出を決めた野球日本代表「侍ジャパン」高校代表。4日は休養日となり選手たちは釜山近郊の施設で汗を流した。永田監督は5日から始まるスーパーラウンドに向けてのキーマンを問われ「誰か出てきてもらいたい。ラッキーボーイとか、たくさん出てきてほしい」と期待を込めた。

 この日、休養日となった日本は野手陣は打撃練習、ノック、投手陣はノースロー調整で汗を流した。グループBを4勝1敗で終えスーパーラウンドに駒を進めたチームに指揮官は「20人の力が結集した。収穫、課題もあったが決勝リーグを戦っていきたい」と力を込めた。

 ここまで登板がなかった佐々木、奥川だがブルペン入りするなど復帰のめどは立った。帯同するドクターからもGOサインが出ている状況で問題なく“2枚看板”をスーパーラウンドで投入できることとなった。

 それでも永田監督は今後のキーマンを問われると「キーマンは一人じゃない。誰か出てきてもらいたい。ラッキーボーイとか、たくさん出てきてほしい」と期待。オープニングラウンドでは投打で結果を残した西、4番・石川らが活躍。悲願の世界一に向け総力戦で戦うため“日替わりヒーロー”の出現に期待した。

 主将の坂下も「自分が盛り上げて、声上げてやっていきたい。日本はワールドカップで世界一になったことない。自分たちの代で先輩の分まで世界一を目指して頑張っていきたい」と、抜群のリーダーシップで頂点を目指していくことを誓った。

 練習が終わるとチームは決起集会を開催。宿舎近くの焼き肉店で選手20人、スタッフ、コーチ陣らが参加。乾杯の音頭で永田監督は「明日の第1試合はカナダとの対戦が決まりました。次が韓国、その次がオーストラリアです。明日からのスーパーラウンド、決勝へ向けてしっかり頑張りましょう」と語った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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