元ヤンキース・ジーター氏、背番号「2」永久欠番に感無量「考えもしなかった」
ヤンキースの一桁台はすべて埋まる
2014年に現役を引退したデレク・ジーター氏が自身の背番号「2」がヤンキースの永久欠番となることについて「考えもしなかったこと」と感想を漏らしている。MLB公式サイトが伝えている。
ヤンキースの黄金期を支え、5度のワールドシリーズ制覇を経験した名手は通算2747試合の出場で歴代6位の3465安打をマーク。260本塁打、1311打点、打率.310の成績を残し、ユニフォームを脱いだ。
長らく貢献し続けた42歳に、球団は6日(日本時間7日)、同氏が背負った「2」を永久欠番とすることを発表。来年5月14日のアストロズ戦前にセレモニーを行うことも決まった。
MLB公式サイトによると、ジーター氏は「いつも、僕の夢はヤンキースでショートを守ることだった。それ以外のことは夢ではなかった」と語り、「96年当時、僕の目標はこの場所にできる限り長くいることだった。永久欠番や、その他のことについて考えたこともなかったよ。信じが難いけど。昨夜、尋ねられても分からなかったんだ。でも、本当に光栄に思っている」と感慨深げにコメントしている。
ヤンキースでは21番目の永久欠番となり、これで同球団の一桁台はすべて埋まることになった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count