ホームベース踏み忘れで本塁打取り消しに 米論争「ベースの端を踏んでいる」
アストロズ傘下1A+のシエラが左中間へ豪快ソロもホームベース踏み忘れて三塁打に
アストロズ傘下1A+ファイエットビルのミケランジェル・シエラ内野手が5日(日本時間6日)本拠地のレンジャーズ傘下ダウンイースト戦の5回に本塁打を放ったあと、ホームインの際にホームベースを空過したため本塁打が取り消される珍事があった。マイナーリーグ公式インスタグラムはホームベースを空過する衝撃映像をアップ。「ホームベースを踏まないとHRにならないということを覚えておきましょうね、皆さん!」と呼びかけた。
左中間への完璧な一発が一瞬で台無しとなった。シエラは悠々とダイヤモンドを駆け、ホームイン直前にガッツポーズを決めようとしてジャンプ。ホームベースを踏み忘れてしまった。チームメートも気づかずに、投手から捕手にボールが送られる。球審は自信満々にアウト判定を下した。記録は三塁打となった。
マイナーリーグ公式インスタは、本塁打を打ってからダイヤモンドを一周する場面、さらにはホームベースを踏み忘れてアウトになるまでの一部始終をアップ。球審のアウト判定に不満を持つファンが多くいたようだ。
「ワォ」
「彼は(ベースの)角を確かに踏んでるじゃないか。酷い判定だ」
「馬鹿な人たちには(打者がベースを確かに踏んでいることが)見えてなくて残念だ」
「彼は(ベースの)角を踏んでいたぞ」
「彼はホームベースの角に触れているように僕には見えるけど、審判とは見える範囲が違かったからね」
「マジかよ」
「彼は絶対角を触っていたよ。映像でもはっきり確認できるよね。コーチがその判定にチャレンジしなかったことの方がびっくりだわ」
「彼の足はホームベースの下の方に触っているように見えるが」
「オーマイゴッド!」
「残念だね」
「彼はホームベースの端を踏んでいるよ。(判定は)あり得ないわ」
「だから君はマイナーでプレーしているんだよ」
まだ21歳のシエラ。少なくともハッキリしていることは今後ホームベースを踏み忘れないようにすることだろう。