広島、赤松真人の現役引退を発表 2017年に胃がん手術、1軍復帰叶わず
今季は2軍戦で46試合に出場、打率.143の成績だった
広島は7日、赤松真人外野手が今季限りでの現役引退を表明したと発表した。9月22日の中日戦後に引退セレモニーを実施する。
ドラフ4位で立命館大から2005年に阪神に入団した赤松。2008年にFAで阪神に移籍した新井貴浩の人的補償として広島に加入すると、俊足と強肩を武器としてチームに貢献。2010年にはゴールデングラブ賞に輝くなど、守備の名手として活躍した。
2016年オフに初期の胃がんが発見され、2017年1月に胃の半分を切除する手術を受けた。その後、リンパ節への転移が判明し、抗がん剤と点滴の併用による治療を受けて7月に練習復帰を果たした。
2018年には2軍戦で公式戦に復帰を果たし、その後も、1軍復帰を目指してトレーニングを続けてきた。今季はウエスタン・リーグで46試合に出場し、26打数4安打0本塁打3打点、打率.143。2つの盗塁を記録していた。
(Full-Count編集部)