“暴れ馬”プイグがまた…投ゴロ打って一塁への走塁を“拒否”「ダメ。絶対に」
試合後は猛省「何を考えていたか分からないけど、走らなかった」
■ツインズ 5-3 インディアンス(日本時間8日・ミネソタ)
インディアンスのヤシエル・プイグ外野手が7日(日本時間8日)、敵地ツインズ戦で投ゴロを打った際に一塁に走らないという怠慢プレーを演じた。「4番・右翼」で出場したプイグは4回1死で迎えた第2打席で、ジェイク・オドリッジ投手が投じた93マイル(約150キロ)の内角球に詰まらされると、一塁への走塁を“拒否”。そのまま三塁ベンチに歩いて戻ってしまった。
実況と解説者は驚いた口調で、プイグの態度を非難。「背中を向けてダグアウトへ戻っていきました。これはダメですね」「これは恥ずかしい」「バットを投げて走らなければいけません」「ダメですよ。絶対にダメ」と指摘した。
ベンチに戻ったプイグに話しかけたのはカルロス・サンタナ。今季途中にレッズから移籍した28歳のプイグに、33歳のサンタナは諭すように語りかけた。テリー・フランコーナ監督も一言声をかけた。
監督と僚友の言葉が胸に刺さったのか、プイグは第3、第4打席で連続二塁打。謝罪の気持ちをバットで示した。
試合後のプイグは猛省していた。MLB公式サイトによると、「フランコーナ監督とサンタナに謝った。サンタナはプレーするときは常に走るようにアドバイスしてくれた。彼が100%正しいと思う」と謝罪したという。そして「僕は走るべきだった。何を考えていたか分からないけど、走らなかった。明日からは変わるよ。全てのプレーで走る。こんなことは、2度と起こらない」と誓っている。
記事では「あんな行動を僕らは望んではない。それは、彼も知っているはずだ。こんなことは2度と起こらないようにする」というフランコーナ監督のコメントも紹介。“暴れ馬”の異名を持つプイグがまたも悪い意味で目立ってしまった。