怪我乗り越え4年ぶり登板、ベンチで思わず男泣き ファン感動「野球の神様が…」
2番手で登板し1回無失点、登板後は涙が溢れる
■ブレーブス 5-4 ナショナルズ(日本時間8日・アトランタ)
ナショナルズのアーロン・バレット投手が7日(日本時間8日)、敵地ブレーブス戦で4年ぶりのメジャー登板を果たした。3度の手術を乗り越えカムバックした右腕は、5回に2番手で登板。1回無失点に抑えると、涙が溢れ出た。その時の様子をMLB公式インスタグラムが動画で紹介している。
復活のマウンドとなった5回、先頭のエチャバリアをストレートの四球とするも、後続を断ち無失点。ラストバッター、アルビーズのフライを中堅手ロブレスが掴むと、バレットはベンチに向かって歩きながら汗と涙をぬぐった。
さらにベンチに座ると肩を揺らし、男泣き。同僚たちが肩を叩き、31歳の苦労人をねぎらった。
この一連の様子を収めたインスタグラムの動画にファンからは「だから野球は最高なんだ」「野球の神様がこの試合に降りてきた」「彼が諦めなくてよかった」「野球はロマンだ」とバレットを称賛するコメントが並んだ。
昇格前にも傘下2Aハリスバーグのリールクロイ監督がメジャー昇格を伝える感動の場面がハリスバーグの公式ツイッターで公開されており、監督の声を詰まらせる姿や、バレットの感情を抑えきれずその場にかがみこむ姿が感動を呼んでいた。