昨年日本一の楽天、Bクラスが決定
優勝に向けひた走るオリックスを止められず
昨年、球団史上初の日本一を決めた楽天イーグルスがオリックスに4-7で逆転負け。あと1敗、もしくは3位の日本ハムが勝利すればクライマックスシリーズ進出が途絶える試合で、リリーフ陣が打ちこまれ、Bクラスが確定した。
楽天先発のルーキー左腕、松井裕樹は立ち上がりは良く、T-岡田やへルマンのバットをへし折るなどストレートも走っていた。3回までパーフェクトピッチング。打線も2回にジョーンズの四球から満塁とし、島内のライト前タイムリー。糸井のまずい守備も手伝い、3点をとった。3回裏にジョーンズの24号ソロで1点を追加した。
5回にオリックス伊藤のタイムリーで松井は2点を失うも6回2失点で7回へ入った。7回先頭から二者連続四球を出すと、星野監督は松井を諦め、福山を送ったがこれが誤算。福山は同点の2点タイムリーを坂口に浴び、松井の白星は消えた。8回には3番手のクルーズがT-岡田に3ランで4-7。優勝へひた走るオリックス打線を止められなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count