大谷翔平、小児がん病棟訪問で「こっちが元気に」 エアホッケーなどで盛り上がる
子どもとのエアホッケーで1勝1敗 無邪気に喜ぶ大谷の姿
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地インディアンス戦の試合前に同僚のシモンズ、フレッチャーとともに球場周辺の小児病院を訪問。およそ2時間に渡って小児がん病棟の患者を慰問した。しかし大谷の場合は励ましにいったというよりは、一緒に楽しんだようだ。
大谷は訪問後、「去年も行ったんですけど、球場に来る子たちももちろんいますし、今日みたいな人たちは球場に来れない人たちなので、こちらから(行く)という感じですが、何回も何回も行けるわけではないですけど、1年に1回あるのかないのかという感じだと思うので、喜んでもらえたらすごく嬉しいんじゃないかなと思う」とコメント。
スポーツ専門局「FOXスポーツ」のリポーター、アレックス・カリー氏のツイッターではこの訪問の際に、大谷が子どもとエアホッケーをする様子を収めた動画を公開。小児病棟の男の子を相手に終始満面の笑みでエアホッケーに興じ、1勝1敗と互角の“戦い”をみせていた。
大谷も「球場でもそうですけど、会ったらこっちが元気になるのかなと思う。毎年毎年あるかはわからないですけど、楽しみにしていたのでよかったかなと思います」と喜んでいた。
なお、10日の試合には「3番・DH」で5試合連続スタメン出場も、2打数無安打1四球で10打席連続ノーヒットで9回途中に交代し、エンゼルスは0-8で完敗、プレーオフ出場の可能性が完全に消滅した。