ホークス明石が減額サインも新背番号「8」 「キャンプでのケガがすべて」
背番号はCS後に球団から打診、「ケガもあったし心機一転」
14日、ソフトバンクの明石健志が契約を更改し、およそ20%減の推定年俸5500万円でサインした。また、来季から背番号を「8」に変更することを発表した。
今季はキャンプで痛めた右肩の影響で開幕早々に離脱。終盤に復帰したものの、出場は47試合にとどまり、成績は打率.230、16打点、6盗塁。
「ケガで4か月いなかったし、復帰後もチームの力になれなかった。キャンプでのケガがすべて」
肩の具合について「今の状態はいいが、いつも以上に休めている。1年間投げるスタミナと強さを考えながらやっていきたい」という明石。今は長めのランニングが中心で「結果的に体が絞れた」という。
「来季は試合に出られるように結果を残したい。どんな選手でもケガすると試合に出られないので、とにかくケガをしないことだけ。今年以上に体を作って、絶対にケガしないようにやっていきます」
新しい背番号については、CS後に球団から「1桁が空いているけど」と打診があったという。「ケガもしたし、心機一転しようかな」と、13年間背負った「36」に別れを告げた。その背番号「36」は、来季から牧原大成がつけることも決まった。
ケガに泣いたシーズンも今は過去の話。2月1日から背番号「8」を背負って、明石の新たな挑戦が始まる。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura