ロッテ福浦が1000万円減の大幅ダウンも「納得してサインしました」
今季36試合出場で20安打…来季は2000本安打達成に期待
41歳の誕生日を迎えた翌日の15日、ロッテ福浦和也内野手がZOZOマリンスタジアムで契約更改に臨み、4500万円から1000万円ダウンの3500万円(金額は推定)でサインした。
2000本安打まで残り68本と迫まる来季は、24年目のシーズンを迎える。今季は前年の47安打から半減の20安打にとどまり、1000万円ダウンの提示にも「納得してサインしました。ヒットを打つことがチームに貢献することになる。(2000本に)こだわらず、数字を残せるよう一日、一日大事にやっていきたい。自分の体と相談しながら、ケガしないよう一年間戦っていきたい」と意気込んだ。
今季はキャンプで左足首を故障。そのケガが長引き、1軍での出場も36試合にとどまった。来季のテーマは「欲を捨てること」だという。出場試合数の少なかった今季を振り返り「打席数が少ないと、どうしてもヒットを打たなければ、塁に出なければ、と悪球にも手を出してしまった」と反省。今季は40歳のサブローが2軍生活が長く、ベテラン福浦に対する本拠地ファンの声援がより熱狂的になっていただけに、結果を出さなければという気持ちが勝ち過ぎていたという。
林球団本部長は「トータルでは出番が少なかったが、ロッテでは有藤さん以来の2000本(安打)。何とか達成して欲しい。1本でも多くヒットを重ねて、チームに貢献してほしい」と話し、来季の金字塔達成を願った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count