日ハム栗山監督、田中賢の東京ドーム最終戦に感動「賢介の思いが伝わってきた」
宮西が自己最多42ホールド「凄いですね。凄いですね」
■日本ハム 4-2 楽天(12日・東京ドーム)
日本ハムの栗山英樹監督は11日、今季限りで現役引退を表明し、東京ドーム最終戦となった田中賢介内野手について、「これだけ長くやってきて、いろんな思いがあると思う。賢介の思いが伝わってきた」と感慨深げに振り返った。
田中賢は東京ドームを本拠地としていた2000年に1軍デビュー。北海道移転後の06年途中にレギュラーに定着し、5度のリーグ優勝、2度の日本一に貢献。6度のベストナイン、5度のゴールデングラブ賞に輝いた。この日は4打数無安打に終わったが、指揮官は「内容見てたらいろんなことを感じてたよね。そらそうだよね。これだけ長くやってきて、いろんな思いがあると思う。賢介の思いが伝わってきていた」と感動。続けて「今年もいろんな辞め方が起こっていくわけだけど、すべての選手の終わり方はオレにとっては大事なものでもある。自分自身でしっかり受け止めながらと思っている」と話した。
試合は初回に大田の19号2ランで先制。4回には西川の右越え適時二塁打、中田の左犠飛でリードを広げた。投げては先発の北浦が3回2安打1失点。その後は6投手の継投でリードを守った。栗山監督は「先にいけたのが良かったね。翔は翔らしく出ていないと試合に勝てないので」と振り返った。自己最多42ホールドをマークした中継ぎエース・宮西については「凄いですね。凄いですね」と称賛した。
(Full-Count編集部)