広島・堂林翔太が劇的サヨナラ安打 「残り試合全部勝つつもりでやっていく」
途中出場し、9回1死一、二塁で左越え安打
■広島 3-2 中日(12日・マツダスタジアム)
セ・リーグ3位の広島は12日、本拠地での中日戦に3-2でサヨナラ勝ち。2位DeNAにゲーム差なしに迫った。途中出場の堂林翔太内野手が9回1死一、二塁で藤嶋から左越えサヨナラ安打。今季3本目の安打が貴重な勝利をもたらした。
カウント1-1からとらえた打球は前進守備の左翼・福田の差し出したグラブを越えて弾んだ。値千金の一打を放った10年目の28歳は声を弾ませた。
「最高です!(左翼手に)捕られるかと思ったけど、抜けてよかった。勝ててよかったです」
元TBSアナウンサーで夫人の枡田絵理奈さんが11日に自身のブログで第3子女児の出産を報告したばかり。今月6日、約1か月ぶりに1軍登録された男は前日11日に今季2本目の安打。そしてこの日のサヨナラ安打と存在感をみせている。「なかなかうまくいかなかった時期もありますが、ここで打ててよかった。前を向いてチーム一丸で戦っていく。残り試合全部勝つつもりでやっていく」。2位奪取へ、心強い男が戻ってきた。
(Full-Count編集部)